破れた網戸はどう直す? part.2 ペット対策と素材の差!
長い梅雨からの突然の酷暑で体調を盛大に崩し、久しぶりの更新となってしまいました。気圧・温度差って怖い。
さて、今回は網戸のひどい、実にひどい実例です。
犯にゃんは上に載っていた我が家の長女、シンデレラさん(実名)。
彼女は保護猫で元野良なので、お外大好き。スキあらば脱走を図り家の屋根の上で捕獲されます。
この猫の体重は4KGあるかないかで、さほど大きくはありません。それでも『通常の網戸』をボロボロにするくらいはわけがありません。
交換してもしても、気づくとボロボロにされる網戸。これは地獄です。
さて、ではどうするかと申しますと、単純に網戸の素材の強度を上げます。
網戸の網には素材ごとにグレードと特徴がありますが、今回は東松山市周辺のホームセンターで簡単に見つけることのできた3種類をご紹介します。
①ポリプロピレン(お徳用などで販売されている安価な『普通』の素材)
百円均一などでも入手できる、とてもお手頃な素材。
まず指定でもしない限り、一般に装着されているのはこちらになると思います。
その強度は推して知るべし。
張替えの際にカッターの刃先がかすっただけでもプツッと網は切れてしまい、よく泣きます。
しかし加工は簡単で、ただの張替えであれば一番いいものだと個人的には思います。
②グラスファイバー(値段まちまち)
ガラス繊維を基にした、強度もあり熱にも強い網戸素材です。
が、今回探した際は③と、このグラスファイバーがペット用として販売されていましたが、②の場合は『ホームセンターのプライベートブランドで安価に入手できてしまうのが逆に怖い』ので③のポリエステルを使用しました。
③ポリエステル
合成繊維の一種で、今回購入して実際に交換したのはこちらで、+PVCと表記されている品物です。
お値段は①のポリプロピレンと比べるとなんと10倍の¥2000弱でした。
窓1つ分で¥2000……高いと感じるか安いと感じるかはペットへの愛次第というところでしょうか。
交換していった上での感触としては、
・非常に粘りがあり、シワがポリプロピレンのように簡単に伸びない
・表面が切れても芯が残るなど、よほどいい角度で入れないとカッターで切れない(細かい加工がしにくい)
と、クセの強い頑丈な素材であることは間違いありませんでした!
これならうちのにゃんズも歯が立つまい……と、思いたいところです。
また、小さなお子様による網戸関連の落下事故などの例も全国にはありますので、事故が起きる前に改めてチェック・整備をお願い致します!
ちなみに使用した工具は全て百円均一で揃えられるものです。
網戸ローラーがマルチに使えるツインタイプでないくらいが不備でしょうか。
ツインタイプでも安価なものなので、ぜひ一家におひとつ!(サイズが合わないと結局買い直す羽目になるかもな工具です)
1枚10分程度で終わる(はずの)作業なので、熱中症に気をつけながら、是非挑戦してください><
次回は実践編!
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