謎のいきものHの古民家再生DIY備忘録 ⑧床の中もワンダーランドが終わらない
はい。半年ほど続く腱鞘炎でサボっているうちに、庭の雑草がどえらいことになってまいりました。埼玉県は比企郡嵐山町の一等地(?)菅谷と言いつつ、実はほぼ東松山市の唐子付近にて古民家再生をしている謎のフリーランスもどきHです。
先日、一緒に作業している父と修繕方針で喧嘩になり、激おこぷんぷん丸(死語である。この辺を聞いてから『日本語』を真面目に考えるのをやめたアラフォーであった)となり、なぜか腱鞘炎がとてもよくなりました。
血行のせいですね、たぶん。
さて、梅雨前に治水が(とりあえず)終わり、内装工事に本格的にかかりました。
あ、そういえば、19年の冬のうちに台所など、ところどころ床はもう張ってありました。
請負仕事ではないので、自分の都合だけで大体の作業は都合をつけられるのっていいですね……深夜0時の杉戸町の住宅街でポスティングしていた数年前からすると天国です。
とりあえず、今回の手順です。
①根太を整える
つまりは支えである、床板を支える木の骨組をしっかりさせます。
床板がしっかり支えられるように、等間隔で板の端が来るようになってます。いい加減に見える根太は実はだいたい補強分です。
この物件の場合は、台所などは最初から意外と気をつけていて人がよく踏む場所には多く入っていました……かと思えば、押入れやトイレなどは全然スカスカで、しかも根太にでっかい切り込みが入っていて、父が乗ったらそのまま折れるようなものがあったり、他人の仕事は本当に信用できないという見本のような感じでした。
②断熱材を投入
この家ですが、以前は4室中2部屋が和室でした。
通常ですと断熱材は買います(今回も買ってます)が、和室がある以上、畳がありました。
畳からは種類によって、スタイロフォーム(まぁ発泡スチロールみたいなもの。青い)1枚とウレタン的なものを2枚ほど取り出すことができます。
これは当然、断熱材として機能するので、断裁して再利用します。
買うと、1帖¥1,000くらいします。ので、今回は31.5畳分、壁やら床やらの断熱材の節約ができるのです。
③虫上がり対策に紙を張る
ここでは障子紙を張っています。
Hのところのリフォームは父親流なので、正解なのか伝統技術かはわかりません。2代続く我流であります。
昔はよく床下に新聞紙を敷いたそうで、最初に床板を剥がすと確かに新聞紙は使われていました。とりあえず調湿・防虫効果は期待できそうです。
④床板を張る
採寸して床板を切り、エアタッカーやインパクトドライバでバチバチやっていく、のーでーすーがー……部屋の床って、垂直とか平行とか割と素直に出てくれないのです。
しっかり測って切って持っていっても、実際に部屋に並べてみると、まぁズレることズレること。
コンパネやらベニヤやらを切りました。並べました。この2cm幅のながーい穴はどうやって塞ぐのかな? どうしてそこの角の合わせが干渉して置けないのでしょう? なんで同じ高さの根太で揃えたはずなのに、床の高さに差が出るのかしら?
毎度のことながら、不思議がいっぱいです。
⑤床材(フローリングやクッションフロア)を張る
となるのですが、壁紙やら天井やらが終わってないとこの工程はできないので、わりと後回しになります。
D どうして
I 板って
Y 歪んでいるんだろう
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