謎のいきものHの古民家再生DIY備忘録 ⑤コンクリート下準備
涼しくなってきましたね。おかげで猫が膝の上から動いてくれません(7時間はさすがにこたえました)。
さて、さて、さて……性懲りもなく床下話は続きます。ええ、むしろこれが終わってもしばらく床下ばっかりです、このカテゴリ。気分転換に猫画像なぞ載せました。いっそ次は思いきり脱線してもいいかもしれませんね。
前回あたり、サラッと『コンクリートをまきました』などと書きましたが、それまでにいろいろと下準備があるのです。
今回は、『コンクリートをまくまで』を深堀り。
まぁ、家ごとにいろいろではありますが、この嵐山町菅谷の物件の場合です。
①床にまかれたゼオライトを回収
このゼオライト、これがまた土深く・床より高くまかれていました。で、最悪なのが、基礎が低い。
この家は床の下に雨水が通ります。それはゼオライトに染みます。で、ろくに乾く間もなく、湿気が上がっていました。
このゼオライトを回収しない限り、直でコンクリまこうもんなら極狭床下の出来上がりです。そりゃー、床も傷みます。
②ビニールを張り、ワイヤーメッシュを張り巡らせる
コンクリートの結合を強めるため、高さを揃えるため、ワイヤーメッシュという金属を床一面に敷き詰めます。ある程度の高さを出すため、下にブロックなどを置き、土から離します。本来はさらにメッシュ同士を針金でまとめるなどあるらしいですが、必要性を感じず略しました。
さて、このワイヤーメッシュ。写真ではどでかいハサミで切っています。が、最初は父親が電動ノコギリで切ろうとしました。オチが読める方、いるとは思います。
ヒバナ、ヤバイ。
父親はメガネを溶かし、支えろと言われた私はシャツに穴が開き……。
私は最初から反対したのですよ?
③コンクリートを混ぜる
水・砂利・砂・セメントを力づくで混ぜます。
一人だとまぁ1日2帖が限界です。とても疲れる。すごく疲れる。
多分に真夏にやったのがいけなかったのでしょう。
④コンクリートをまく&ならす
ならす道具は父親の自作です。
まいた後にひたすらたたいて、ならします。このときに差が出るのが砂利の細かさ。粗いとコンクリートの肌が全然整いません。そして素人には水っぽいコンクリートのほうが圧倒的に扱いやすいです。
実は床を剥がした時点で、強敵がいたのです。
次回はその辺をば。
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