熊ブログ9 熊の本は5冊目です。
熊ブログ 9
羆撃ち 久保俊治著書 小学館 アマゾン 購入しました。
www.amazon.co.jp/羆撃ち-小学館文庫-久保-俊治
熊の本は5冊目です。北海道で20代から羆撃ちとして、羆(ヒグマ)ハンターとして生きていくと決められた方が書いたい本です。読んだ感想は、素晴らしいしかありません!
自然の中に体一つ身をおき、自然の厳しさ、自然の尊さ、そして、
羆との一対一の真剣勝負、対決です。痺れますよ!生きるか死ぬかです!鉄砲一つで。
山の中で、キャンプでテントを張りながら、羆の足跡、フン、植物等食べた痕を探して、羆を探して追っていきます。追跡中に日が暮れる場合はその場で、ビバークしながら追跡するそうです。火を焚き、飯盒でご飯を炊くそうです。山の雪の中、羆がいつ襲ってくるかも知れないのに。
羆を射止めらたら、最後に近づき、頭を撃ち止めを刺すそうです。その後、羆を仰向けにして、山刀でその場で解体するそうです、毛を分け、腹を裂き、内臓を取り出す、心臓の肉は木の枝に刺し焚火にかざし炙って食べるそうです。肉も解体しながらまだ温かい肉片を切っては食べ、雪で冷やした肝臓を頬張るそうです。美味しいそうです。解体した羆は何一つ無駄にはしないそうです。
それが、山神である羆の命を頂くとこの礼儀だそうです。毛皮、解体した肉をリックに積み、数回で運ぶそうです。また、猟犬とのお話しもあり、心温まる話しでした。ノンフィクションです。
私の父親も、いわゆる鉄砲撃ち、趣味で狩猟をしていました。約40年くらいです。
今から55年くらい前です。若い時は、よく秩父、群馬、長野、新潟へ猟友会の仲間と出かけたそうです。狩猟の解禁は、11月15日から翌2月15日までと記憶しています。小学生の時は、近くの山に雉を撃ちに行く時は付いて行った記憶があります。俺にも撃たせてって言いましたが、撃たせてくれませんでした。当たり前ですよね。
また、父親にツキノワグマと山であって撃った事はあるか?と聞きましたが、ないと。
それもそうです、狩猟期間中は冬眠中ですから。また、イノシシは撃った事があると、子供の頃の記憶でしし鍋を食べたかすかな記憶がありますが、味は覚えていません。多分あまり美味しくはなかったので、覚えてないのだと思います。
次回が熊ブログ最終回です、東上不動産に入社して5㎏太っちゃった、が口癖なTさんに読んでもらえるように短くまとめられるかな?心配です。
東松山・比企 相続投資サポートセンターの前田でした。