熊は悪くないと思いませんか❗
熊は悪くないと思いませんか❗
連日の熊害事件のテレビや新聞、ネット記事をみると、人里におりてきて、人間に危害を加えてる?熊が悪いみたいなような報道ですよね?人里、街中に来て。
気のせいでしょうか?
違いますよ、人間が乱開発により、熊の棲み家を奪い、山奥においやり、地球温暖化により異常気象で山の木の実の凶作、仕方なしに彼らは山をおりて餌を探しに来ているだけなのですよ。
農家も高齢化が進み、耕作困難地が急増していて、山の麓に休耕地が増え、荒れ放題、今まであった境界線が不明確になっているそうです。よって更に里山、街中に餌を求めて行ってしまう。人間に会い、本能的に襲ってしまう。が現実です。
東京都でも今年4月から9月までに熊目撃情報が111件あったそうです。秩父の倍近くです、ビックリです。
事実の報道も大事ではあると思いますが、なぜ、熊が市街地に出没してしまうのか?原因から対策を考えられないか?殺処分、駆除を考える前に、熊が市街地、街中に来ない仕組みを考えられないか?その為には、地域住民、国民が考え知恵を出し、県、道、国が専門家チームの派遣や、対策チームの組織、熊の行動を研究して、市街地に来ない仕組みをどうやって作るか?皆なで考える。
改善策の提案を含めて報道して欲しいと個人的には思います。熊に遭遇した時の対処法も大事ですが、やはり根本的な改善策を考えて欲しいと思います。
なぜ、里山、街中にやってくるのか?
1, 山にある餌(ブナ(どんぐり)ナラ等)大凶作で減ってから。
2, 個体数の増加、2012年度ツキワグマは推定約1万5000頭、現在は、推定約4万4000頭、北海道のヒグマは、1990年度推定5200頭から2020年度には推定約1万2000頭に増加、なぜ増えたのか、自然保護意識の高まりや、過剰な駆除から共存を目指して抑制傾向になった事と専門家が指摘しています。
3, 個体数が増え、山に食料がなく、奪い合いになり、弱い熊は餌を求めて行動範囲を広げるしかなくなり、新天地を求めるタイプの熊が出てきて、エサを求めて行動範囲を広げているので、里山、街中に出てきて、人間と出会い、熊も逆にビックリして、本能のまま攻撃してしまう。動く動物を攻撃してしまう。これが現状の熊事件の実態です。
4, 里山とは、山村の集落や田畑周辺の山林の事、以前は薪取りの為、利用していた等、下草刈り、木の間伐など適度に人が管理していたので、臆病な熊は危険を冒してまで人間のエリアに入って来なかった。たが、近年は山村の高齢化や薪の需要もなくなり、里山が管理されなくなり、荒廃状態。人里ぎりぎりまでうっとうしい林、森になってきている。よって、人里、街中のそばまで来て、民家の柿、トウモロコシ畑、蜂の蜂養箱など、熊が簡単に採れるおいしい食物が沢山ある、里山に食物が集まっている事を熊が知って、学習してしまった。
5, 熊は、目が悪いそうです、白黒にしか見えないそうです。その為、納屋や倉庫の入口が暗くみえ、藪中や森に見えて間違って入り込んでしまうそうです。
6, 今は、熊は人間が怖い生き物ではないと学習してしまっていると言われています。
7, 人間と農作物を奪う動物達との緊張関係を作る仕組みを考えないと、共存関係は難しいと思います。頻繁に出没するエリアには防護柵、電気柵等で、集落、農作物、酪農家を守る、囲う。行政の協力も必要不可欠と考えます。
とこのブログを作成していたら、10月24日(火)、伊藤環境大臣が、緊急対策支援を、北海道、青森県、秋田県、岩手県の4道県のみ?に出したそうです。
どせなら、山形県、宮城県、福島県、新潟県、群馬県、長野県までにして欲しい、被害が拡大してからでは遅いと思いますが、被害が拡大しないと動かない?行政は?
8, 熊を早急に里山、街中から遠ざけていかないと、街を守れないと思います。
緊急事態と感じます。過去の侵入経路を検証して、入れないようにする、熊は同経路を使う習性があると思います。荒廃地をなくし、柿、トウモロコシを食べられないようにする対策です。原因が分かっているが、お金がかかる事なので、やはり行政、市、県、国の補助金も必要かと思います。
私は相続を専門に仕事をしていますので、調べれば調べる程、次世代には残せない、命に係わる事ですので、早急に対処しないと駄目な課題と思います。
子供達にこの課題を引き継がせてはいけないと思います。
皆さんはどう思われますか?
今回も長々お読み頂きありがとうございました。
また、相続や投資、アパート経営のお話しではなくてすみません、相続、アパート経営のお話しは【東松山・比企 相続投資サポートセンター】のHPをご覧下さい。前田が沢山お話しをしています、是非、聞いて下さい】
*写真は、令和5年10月22日 読売新聞朝刊抜粋
東松山・比企 相続投資サポートセンターの前田でした。
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